日刊フロクロ

毎日ひとつ作品を投稿します。

#19『献血に行ったぞ』

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『血圧』90°回転

 

ちょっと読みづらい。脈動をイメージした(後付け)。

 

[以下、あまり関係ない日記]

なぜ『血圧』なんて言葉を選んだかというと、昨日、人生初の献血に行ったのだ。競馬、献血と初めて尽くしな毎日。

 

津田沼献血ルームは見た目が「オーガニック野菜を使ったレストラン」みたいな感じ(マジ)で超オシャレ。カジュアル。中に入るとソファーやカップの自販機(無料)や漫画、雑誌が置いてあって、無限にくつろげる空間が広がっている。しかし、くつろいだら最後、血を捧げねばならないのが献血ルームの掟。知人に連れられてきたは良いものの、血抜き、こわいッ!!「こわいッ」と喚きながらも、何事も挑戦、と腹をくくり、まぁ何とかなるべと高をくくって400mlの全血献血(成分が良かったけど、全血をめちゃくちゃ推されて折れた)を行った。

初めてなのでまずいろいろ確認される。服薬の有無や直近の性的接触の有無(泣きながら無しにチェックをつける)、海外渡航の有無など。その後血圧測定、血液検査と医師の問診を経て、献血となる。

献血には2種類あって、ひとつは血を抜いて袋に詰めるだけのシンプルな「全血献血」(400mlと200ml)。もうひとつは抜いた血を遠心分離器にかけて血漿や血小板を取り出して残りを元に戻す「成分献血」。今回は針刺して血を袋に流し込むだけの「全血献血」だ。私の血液量は4400mlくらいらしいので、1/11くらい無くなることになる。結構取るわね。

リクライニングベッドに寝かされると、なんとベットにテレビが付いていて、ナースの人にリモコンを渡された。「背中つけると音が聞こえますよ。」ホントだ。背もたれにスピーカーが付いている。すごい。至れり尽くせりである。念入りに消毒を行い、針を指す。イテテテ、少し痛い。チューブに「ピュー」と血が登っていく。おお。

そんな感じでテレビを見ていると、ナースの人に今度はスポーツドリンクを渡された。「抜いた分補充しないといけませんからね。」そらそうか。ホントに色々ポンポンと出てくるなぁと思いつつスポドリをごくごく飲む。

そして5分くらい経過したあたりで「あと半分くらいです。」と言われた。オドロキ。そんな早いのか!!最初に40分くらいかかると言われ覚悟していたのに、10分とは。気になって質問してみた。「やっぱり血圧が高いと早く終わるんですかね?」すると「いや、血圧は関係ないんですよ〜。体温とか、血流の太さとかですかね。血管が細いと流れが悪くなるので。」なんと。血圧は関係なかった(この辺が"あまり関係ない日記"である)。血管が細いと血圧は上がるが、血の流れが悪くなって結果時間が掛かるということなのだろう。

 

という感じで、10分くらいで400mlの全血献血が終わった。ベットを降りるが、少し立ちくらみがあるが大したことはない。針の部分も痛まない。献血、大したこと無いじゃん!!

献血を終えるとロビーで30分ほど休憩する(強制)。粗品のインスタントコーヒー8コ入りとウエットティッシュを貰った。嬉しい。

結局何事もなく献血ルームを後にしたが、思った以上に健康に支障がないので安心した。次来れるのは10週間後の11月末である。また来よう。

 

 

というのをすっかり忘れて夜にジョギングに行ったら右手が動かなくなって死んだ。よいこは真似しちゃダメだよ!!!